GMOクリック証券では、株式の現物及び信用取引や投資信託、FX取引のサービスを提供していますが、他の証券会社と比較して特徴がある点はこの会社の証券取引口座からmaneoマーケット株式会社が運営するソーシャルレンディングにおいて貸し手と借り手を結びつけるサービスmaneoに口座開設し、証券取引口座からこのmaneo口座に振り替えてmaneoに投資できる点です。
このmaneoが提供するソーシャルレンディングの収益ポイントは資金を貸し付けてその貸付金の金利を得るという点にあります。
通常なら、特定の者が特定の者に貸し付けるでしょうが、不特定多数の方から資金を募り、それをmaneoが取りまとめて借り受けたい事業者にまとめて貸し付けるという仕組みでクラウドファンディングという新たな金融手段の一類型となっています。
このような貸付金利で収益を上げる仕組みであるため、株や先物取引のような取引価格の変動が生じるという性質のものではなくその変動による損失が生じるということはない安定性を有しています。
貸付内容としては、事業性ローンファンドを中心としており、事業の運転資金等に活用されます。
目標利回りは5%から8%程度を目標としており、銀行預金金利に比べてはるかに高いので投資家としてはお得です。
投資した際の手数料はゼロ円で、少額から投資でき、後は毎月の金利から分配金を受け取るだけという簡単な仕組みです。
GMOクリック証券のmaneo口座を作ろう
では、このmaneoで投資するための手順ですが、まずはGMOクリック証券の証券取引口座を開設します。
これはGMOクリック証券のサイトから申し込みに入力してWEBアップロードで本人確認書類やマイナンバーを送信すれば手続きは完結し、最短で4営業日で取引が可能となります。
その上で、証券取引口座の会員ページからログインして、maneo取引口座開設の手続きを行います。
そして、マイナンバーをmaneoマーケット株式会社に提出します。これもWEBアップロードで対応可能です。
証券口座開設の際に提出しているので不要ではとおもわれるかもしれませんが、貸付金の利息の回収と投資家への分配及び分配の際の所得税の源泉徴収をGMOクリック証券ではなくmaneoマーケット株式会社で行うので別途必要となるのです。
その上で、maneoのサイトにある募集中のローンファンドを検索して投資募集中の案件の中から自分が投資してもよいという案件について出資していきましょう。
案件については、担保付のものとそうでないものとがあり、事業ごとの出資なので担保がないものの方が貸付金未回収リスクが高いその代わりとして貸付金利が高いということを意識して投資していくとよいでしょう。